筋肉が左右で違う……?バランスよく筋トレするべき理由!

カラダの仕組み
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筋力トレーニングをある程度続けていくと、胸の大きさや腹筋の割れ方、肩の盛り上がりなど、左右のバランスが悪いと感じる人は多いようです。

バランスが崩れていると見た目が悪くなるだけではなく、体の不調につながることもあるのだとか。

せっかくトレーニングをするならバランスのよい体づくりを目指しましょう。

 

 

どうして左右のバランスは崩れるの?

筋力トレーニングは左右均等に行っているはずなのに、なぜかバランスが悪くなってしまうという悩みを抱えている人は少なくありません。

人にはそもそも利き手や利き足があるため、左右同じ負荷、正しい姿勢でトレーニングしているつもりでも、知らないうちに利き手・利き足の方を多く使ってしまう傾向があります。

多くのスポーツでも、バットやラケットを持つ手や踏切足は決まっていることがほとんどですし、日常生活を思い返してみても、全ての動作を意識して左右均等に行うことはできません。

人間の体は基本的に左右対称とはいい難いのです。

また、知らないうちに、左右のどちらか弱い方をかばう癖がついているケースもあるようです。

例えば、けがの治療後のリハビリで、生活に支障がなくなった時点で通うのをやめた場合などにもこのようなことは起こりやすくなります。

 

 

体のバランスが悪いとどうなる?

ある程度左右差があることは仕方がありませんが、あまりにもバランスが悪くなると以下のようなデメリットが目立つようになります。

左右での差が小さいうちは自覚症状がないことも多いようですが、思い当たることがないかチェックしてみてください。

 

見た目が悪く感じる

せっかく、カッコイイ肉体を手に入れようと始めたトレーニングでも、あまりにも左右で筋肉の付き方が違うと見た目のよさは半減してしまいます。

特定のスポーツのためにトレーニングしているアスリートなら別ですが、外見を磨くためにトレーニングをする人にとってはバランスのよさは重要です。

 

体のゆがみからくる不調

筋肉バランスの偏りは、体のゆがみにつながります。

体のゆがみは肩こりや腰痛、頭痛などの症状の原因になり、疲れやすくなったり、内臓へも影響したりするので思わぬ病気につながることも。

 

 

バランスのよい体づくりをするためのポイント!

健康を維持するためにも、できるだけゆがみのないバランスのとれた体づくりをしたいですよね。

特に、肩こりや腰痛、頭痛といった症状がある場合は、ゆがみを正すことで症状が解消する可能性もあります。

 

フォームの見直し

バランスよく筋肉を鍛えるためには、正しいフォームで行うことが大切です。

慣れてくるとフォームや体の動かし方に癖がでて、気付けば正しいフォームとは程遠い状態だった、なんてことはよくあります。

筋力トレーニングをする際はその都度、どの筋肉を鍛えるためのものなのかを意識しながら、正しい方法で取り組むようにしましょう。

 

苦手な方の筋肉を意識する

「トレーニング中は筋肉に意識を向けるべき」というのはよく聞きますが、これはバランスよく筋肉をつけるためにも有効です。

今鍛えられている筋肉を意識していると、左右の筋肉の使い方や負荷が微妙に違うことに気付くことがあります。

苦手だとか、筋力が弱いと感じる方があれば、そちら側に意識を置いてトレーニングするようにしましょう。

 

左右対称の基本のトレーニングを行う

左右非対称の姿勢で行う筋力トレーニングは多いもの。

自重のトレーニングの場合、両手両足で支えるより、片手片足で支える左右非対称な姿勢の方が高い負荷をかけることができるため、好んで左右非対称な姿勢をとる人もいるでしょう。

しかし、左右非対称のトレーニングでは、筋肉の鍛え方に偏りがでてきます。

ときどきでよいので、両足を使うスクワットやヒップリフトなど、負荷は低くても左右の筋肉を均等に使うことを意識できるメニューを取り入れましょう。

 

バランスのよい体をつくるなら、トレーニング中に自分の筋肉としっかり向き合うことが重要です。

右と左で筋肉の使い方に違いがでていないか、自己流の姿勢でトレーニングをしていないかに注目して、カッコイイ肉体を手に入れてくださいね!

 

 

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